第4章 2.5日目
"Mr.Sのミステリーショップ"
『・・・こ、ここが購買?』
学園長に場所は教えて貰ったから
ここで合ってる筈なんだけど・・・
なんか見た感じ怪しいお店なんだが?!
???「やぁ、いらっしゃい。
Mr.Sのミステリーショップへようこそ
何をお求めかな?小鬼ちゃん」
『うわっ?!』
あれ?!さっきまでいたっけこんな人!?
ど、どっから沸いてきたの・・・!?
???「キミの夢を叶える為の
魔法のアイテムが
何でもIN STOCK!!
品揃えには自信アリだよ」
お、恐らく購買部に到着出来たみたいです・・・
個性が強すぎる店員さんがおられます・・・
『え、えっと・・・貴方がサムさんですか?』
サム「その通りだよ、小鬼ちゃん
今日は何をお求めかな?
秘境のお守り?古代王のミイラ?
それとも呪いのタロットカード?」
えっ・・・えっ?
それ逆に気になる・・・
『・・・あ、えっとお弁当箱売ってますか?
出来れば、保冷剤と
お弁当箱が入るような小さめの鞄。
あ、後は女性用のエプロンとか・・・』
こう考えてみると出費が激しいな・・・
でも必要経費なんだから仕方ない
サム「OK!何種類か持ってくるよ。」
あるんだ・・・良かった。
『すいません、お願いします』
それにしても・・・
ピアノとか宝箱とか、水晶玉とか
色々面白そうなもの置いてあるなぁ
後、意味不明なホルマリン漬けとか・・・うえ
サム「はい、お待ちどおさま。
小鬼ちゃんはどれを選ぶかな?」
はやっ!!!それにいっぱいある!!!
『え、えっと・・・
グリム君のお弁当箱の柄は・・・』
洗いやすくて、匂いがつきにくいのがいいな・・・
あ、このアルミ製っぽいの良いかも
サム「お目が高い!!
これは凄く人気の商品なんだよ」
サムさん接客めちゃくちゃ上手だな
見て勉強させて貰おう・・・
『そうなんですね、えっと鞄は・・・』
グリム君が持ちやすいのがいいなぁ
あ、リュックサックでもいいかも
サム「色んなタイプの鞄を用意したよ、
今なら荷物の重さが気にならない
魔法のリュックサックが30%OFF
とてもお買い得だよ」
『そ、それにします!!』
この人読心術使いか・・・?!