第4章 2.5日目
私は、シャワー室にぶち込まれました
そして何故かヴィル様もおります
ヴィル「時間足りなくなるわよ、
花子、早く脱ぎなさい。」
『な、なんでいるんですか・・・
緊張して脱げないんですけど』
ヴィル「アンタ分かってんの?
アタシのモデルに選ばれたんだから
体型確認するに決まってるでしょ」
うぐっ!!!!!!!!!!!!
さ、最近ちょっとは痩せろって・・・
私の大事な相棒猫に言われた気がしたなぁ・・・
『・・・・・女同士でも恥ずかしいです』
ヴィル「安心して、
人間の全裸なんて仕事上
腐る程見てきたんだから。
アンタの子ジャガ体型なんて
1ミリも興奮しないわよ。」
『・・・あ、そうですか』
うがあぁつ!!!!!!!!!!!
言葉がさっきから心にダイレクトヒットしてる
ヴィル「どうせ、下着も地味なんでしょ?
勝負下着すら持ってなさそうね。」
もう良いよ
もう良いもんね
こうなったらヤケクソだ
『どうせ地味ですよ、けっ』
はいはいそうですよ、そうですー
安物ですー1万円もいかない下着ですー
ヴィル「・・・アンタ、確かに地味だけど。
身体の肉付きは悪くないじゃない」
『えっ、へっ?』
ヴィル「胸も結構大きいんだから、
キチンとした下着を着けなさい。
年齢を重ねた時に大変な事になるわよ。
今度空いてる日連絡するわね、
急いで買いに行くわよ。」
え、え・・・?
辛辣だけど実は優しいお姉ちゃん・・・???
『そ、そですかねぇ?
スポブラが一番楽なんですけど・・・』
だってこの先見せる相手いないし
下着高いの面倒くさいし・・・
ヴィル「次同じ事言ったら、毒飲ませるわよ。
まぁ体型は把握したから待ってるわ。
早くシャワー浴びて来なさい、
このアタシを待たせないで。」
『わ、分かりました!!』
やっぱ怖い、刃向かったら殺される
間違いなく私の死因は毒死じゃんこれ
10秒でシャワー済ませないと
ヴィル「・・・・学食で働いてる地味娘、
磨いたら面白い事になりそうね。
ま、アタシのタイプじゃないけど。」
裸とか初めて親以外に見られたけど
全然緊張しなかったな・・・