第4章 2.5日目
???「君達、こんな時間まで騒いで
一体どういうつもりだい?
廊下まで声が丸聞こえだよ。」
・・・だ、誰?!
トレイ「・・・あぁ、リドルか。
花子ちゃん、
彼がハーツラビュル寮の寮長だ」
『りょっ?!寮長?!』
ケイト「あ、リドルくん~。
花子ちゃんが
遊びに来てくれてたんだよ~♪」
背丈は同じ位だけど
オーラというか気品というか
寮長って感じがする・・・!!
エース「げっ・・・寮長」
デュース「ロ、ローズハート寮長!!」
リドル「・・・あぁ、キミが噂の子だね?
ボクはハーツラビュル寮寮長
2年のリドル・ローズハートだ」
『は、初めまして。
騒いで申し訳ありませんでした
トイレの花子って言います』
な、なんか怖そう・・・
苦手なタイ・・
いや、そんな人を簡単に判断しちゃダメ
リドル「・・・まったく、
ハートの女王の法律以前に
マナー違反じゃないか。
新入生達は今後気を付けるように」
やっぱ怖いいいいいいいいい!!!!
エース「りょ、了解っス・・・」
デュース「申し訳ありません、
以後気を付けます!!」
なんか久しぶりに先生に
ガチ切れされてるみたいで胃が痛い・・・
トレイ「まぁまぁ、
まだ消灯時間ではないからな」
リドル「心の乱れは、
ルール違反に繋がるんだ。
油断してはいけないよ。」
私が寮なんかに遊びに来ちゃったから
いけなかったんだ、二人ともゴメン・・・
ケイト「リドルちゃん、
相変わらず厳し~・・・。
花子ちゃんも
あんまり落ち込まなくていいからね」
『・・・は、はい』
そんな事言われても気にしちゃうよね~!!
トレイ「じゃ、さっきも言った通り
俺が鏡まで送っていくから。
二人は部屋に戻っておけよ?
花子ちゃん、行こう」
『あっ、し、失礼しました!!』
トレイ先輩に手招きされたので
急いで寮を後にする
エース「花子、ありがとな!!」
デュース「また明日、食堂でな。
授業中のグリムの世話は
俺達に任せておけ」
『うん、また明日ね!!』