第4章 2.5日目
グリム「かき混ぜるんだゾ~~~~!!!」
『飛び散ってる!!卵液飛び散ってる!!』
余計に家事増えちゃうからやめてくれぇ!!
ゴーストA「グリ坊張り切ってるねぇ」
ゴーストB「これは後で掃除だなぁ~・・・」
壁にべっとり卵液が・・・
ゴーストC「あ、花子ちゃん
鶏肉の色が変わったよ~」
『有難う!!ゴーストさん!!
グリム君、それ鍋に入れちゃって!!』
グリム「任せとけ!!
バーンと入れるんだゾ~!!」
出汁の香りが台所に広がって
お腹が自然と空いてくる
『ここからは仕上げだから
皆、お茶とかの準備してくれる?』
ゴーストA「分かったよ~
グリ坊はスプーンにするかい?」
ゴーストB「前食べにくそうだったしねぇ」
『そうだね、手だと汚れちゃうから
練習ついでにスプーンにしよっか』
グリム「あれ、使いにくいんだゾ・・・」
手でも良いんだけど
熱い食べ物で肉球火傷したら可哀想だからなぁ
ゴーストC「それにしても、僕達の分にしては
量が多い気がするなぁ」
『これは朝食の分とお裾分けの分もあるんだよ』
夜遅くなっちゃったけど
グリム君とゴーストさん達が食べてる間に
学園長とエースとデュースに渡しに行こうかな
グリム「ご飯が炊きたてなんだゾ~!!」
ゴーストA「いい香りだねぇ~・・・」
いつか土鍋でご飯炊きたいなぁ・・・
ガス炊きも憧れる・・・
『じゃあ、盛り付けるから
どれぐらいの量が良いか教えてね』
グリム「大盛り!!大盛りなんだゾ!!
でっけー山ぐらいなんだゾ!!」
『ちょ、食器を楽器にしないの!!
山って事は・・・富士山みたいな感じか』
炊飯器1升炊きで良かった・・・
1日でなくなるもん・・・不思議な事に
ゴーストA「僕は普通ぐらいかな~・・・」
ゴーストB「僕も同じぐらいで頼むよ~」
ゴーストC「僕は大盛りがいいな~」
なんだかんだこれで5合は減っちゃうもんね
グリム「どんな味がするか楽しみなんだゾ・・・」
『これ皆はテーブルで食べてね
私ちょっとお裾分けしてくるよ』
ゴーストA「夜遅いから気をつけるんだよ~?」
ゴーストB「行ってらっしゃい~」
ゴーストC「グリ坊の面倒は任せてよ~」
それじゃ、行ってきま~す