第3章 2日目
デュース「退学免除・・・力が抜けた・・・」
そりゃずっと緊張してたもんね
私も今日は親子丼作れなそう・・・
いやでも作った方が良いかな・・・
『3人とも、本当お疲れさまだね』
エース「マジ疲れた、すぐ寝れそうだわ」
グリム「らんららん♪
明日からオレ様も
ナイトイレブンカレッジの
生徒なんだゾ!!!」
グリム君は疲れなんか吹っ飛んじゃったか
グリム「オマエ達なんかぶっちぎって
学年首席になるんだゾ!!」
お!!夢は大きい方がいいもんね
『じゃあ、一緒に勉強頑張ろうね』
エース「オレは赤点回避できたら
それでいーわ・・・」
デュース「目標があるのは良い事だ、
改めて明日から宜しくな二人共」
グリム「おう!オマエ達宜しくな!!」
出会ったばかりだけど
こうやって友達が出来たのは凄く嬉しい
『うん、二人共よろしくお願いします』
エース「なんつーか
改めてとかそういうの、
ハズいからやめない?」
うわ、出たよ思春期特有の発言
デュース「・・・まぁ、
これから嫌でも毎日顔を
合わせる事になるからな」
『しかも、二人は同じ寮だもんね』
グリム「オマエ達同じ寮なのか、
全然知らなかったゾ」
少しは人の事覚えてあげようね、グリム君
エース「毎日こんな真面目くさった
顔を見なきゃいけないかと思うと
やんなっちゃうけどね」
デュース「それはこっちの台詞だ、
サボり魔エース」
エース「はいはい、退学に半べそかいてた
泣き虫デュース君。
・・・んじゃ、そろそろ帰るわ
また明日な花子とグリム」
デュース「また明日、お休み」
『あ、また明日ね。二人共』
グリム「おやすみなんだゾ〜。」
エース「・・・あ、忘れてたわ」
エースが私の方へ近づいてくる
エース「今日はありがとな、花子!!」
『いだっ!!頭叩くの禁止!!』
デュース「エース、お前っ!!
花子に謝れ!!!」
エース「じゃあな!!おやすみ~!!」
な、何?!何で!?
お礼と攻撃がダブルパンチなんですけど?!
グリム「アイツ本当不器用なんだゾ」
『あたまいった~っ・・・』