第1章 1日目
グリム「に、にゃにー?!
オレ様は
ペットじゃねーんだゾ!!!」
リドル「心配しなくても
キミみたいなペット
こっちから願い下げだ。
ま、学園からつまみ出される頃には
外れてるよ。」
なんか凄い言い合いしてる・・・
やっぱりグリム君
つまみ出されちゃうのか・・・
私もどうなるんだろう・・・
アズール「いや~、
相変わらず素晴らしいですね。
どんな魔法でも封じてしまう、
リドルさんのユニーク魔法」
あ、やっぱりあれは魔法だったんだ・・・
アズール「絶対に欲しい・・・
じゃなくて。
僕なら絶対に
かけられたくありません。」
フードの二人組の会話を
ぼーっと聞いているとー
どこからか足音が近づいてきた
クロウリー「トイレの!! 花子さん!!」
『は!?はいい?!?』
急に声をかけられてびっくりしてしまった
というか
クロウリー学園長めちゃくちゃ怒ってる・・・
クロウリー「どうにかしてください!!!
貴女の使い魔でしょう?!」
『いやあの・・・』
クロウリー「まったく・・・
しっかり躾を『違います・・・』
クロウリー「・・・・・・え?
貴女のじゃない?」
『さっき初めて会ったんです・・・』
クロウリー「そ、そうでしたっけ?」
『はい・・・違うっていいました・・・』
もう忘れてるんだ・・・・・・
やっぱりなんか
胡散臭いぞこの人
クロウリー「・・・・・・ごほん!!
では、
学園外に
放り出しておきましょう。
鍋にしたりはしません。
私、優しいので。」
やっぱりグリム君放り出されちゃうのか・・・
いやでも仕方ないか・・・
クロウリー「誰か、お願いします」
そう言うとグリム君は拘束されてしまった
グリム「ぎにゃーーーー!!!
離すんだゾ!!」
自業自得なんだけど
可哀想だ
グリム「オレ様は・・・
絶対、絶対!!!!!
大魔法士に
なってやるんだゾー!!!」
『・・・・・・グリム君』
目標があるのはいい事なんだけど・・・
ちょっとやり過ぎちゃったかなぁ・・・