第3章 2日目
デュース「エース、グリム協力有難う」
『・・・た、ただいま戻りました』
なんか
なんか・・・
グリム「もうカレー食べ終わったんだゾ。
オマエ達何してたんだ?」
『んー・・・なんか、疲れた・・・』
グリム君をモフモフしないとダメだ・・・
グリム「重いんだゾ~・・・・・・」
猫吸い最高・・・
エース「はいはい二人ともお疲れ~。
死ぬほど面白かったわ」
エース知ってたんだなコイツ
絶対に知ってて協力したな
『・・・エースの事絶対に許さないから』
エース「はぁ?!
オレはデュース君の事を思って
協力してやったんだから
むしろ感謝して欲しいんだけど?」
『・・・・・はぁ』
なんかどっと疲れた・・・
余計な神経使った感ある・・・
デュース「・・・よし、残るは化け物だけだな」
グリム「デュースのヤツ、
スゲー元気なんだゾ」
『・・・ま、まぁ良かったのかな・・・』
逆にデュースく・・・デュースは生き生きしてる
そして化け物の事を
すっかり忘れかけてた・・・危ない危ない
エース「倒すしかねぇよなぁ・・・・」
デュース「退学回避の為に、倒すしかない。
そして魔法石を手に入れるんだ」
折角、皆とも仲良くなれた
事故はあったけど・・・
この3人を失いたくない
グリム「化け物、怖いんだゾ・・・」
でも化け物はめちゃくちゃ強い
魔法も跳ね返してたもんね・・・
『・・・ずっと気になってたんだけど、
皆の強力魔法とか
最強魔法でなんとかならない感じ?』
作戦を練るついでに
気になることも聞いておいた方がいいよね
デュース「・・・魔法は万能じゃないんだ。
強くイメージ出来なければ、
魔法は具現化する事が出来ない。
大掛かりな魔法や複雑な魔法は
使用する為に訓練が要る。」
エース「そそ、だから魔法学校があるんだよ。
パッと思い浮かべた通りに
魔法を使えるようになるには
かなり練習が必要ってワケ。
ぶっちゃけ、テンパってると
ミスりやすいんだよね」
『そっか、魔法も大変なんだ』
魔法使いには魔法使いなりの
苦労もあるよね
エース「得意な魔法なら、
感覚で使えるんだけどな」