第1章 野武士
吉村「この歌に意味はあるの?」
徳井「この詩に意味はないよ」
又吉「この歌に罪はあるん?」
徳井「この詩に罪はないよ」
綾部「ベンゼンに意味はあるの?」
徳井「ベンゼンに意味はないよ」
五明「ベンゼンに罪はあるんですか?」
徳井「この歌の意味は…ベンゼン」
俺はそして気付く
所詮はすべて偽善なんだと
俺の生きる価値は何?
みんなは水に溺れ死んだ
空になった瓶を投げ捨てて
闇に覆われた空を見た
今の俺は何をしてる?
それすらわからない
もうなんにもわからない
そして吉村は俺を笑うんだ
パラジクロロベンゼン
そして俺はエアコンの温度を30度にして吉村を殺す
パラジクロロベンゼン
俺が正しくてお前は違う
パラジクロロベンゼン
虚無に包まれては消える
俺が消え去るまで
さあ 歌いましょう 踊りましょう
パラジクロロベンゼン
さぁ 笑いましょう 妬みましょう
パラジクロロベンゼン
俺も吉村も綾部も又吉も五明も何もかも全部
パラジクロロベンゼン
さぁ 狂いましょう 眠りましょう
朽ち果てるまで さあ