• テキストサイズ

【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第13章 クリスマスイブ(後編)


だけど何事もないように。





「ごめんね!お待たせしました!

ねぇ、ここ座って?」



「おん?」





不思議そうな顔で、

だけど私の指示通りに私の足元に座ってくれる治くん。





「髪の毛乾かしてあげる!」



「え?!」





ものすごく驚きながら振り向いた治くんと目が合う





「あ、ごめん。嫌だった?ごめんね?」





やべ。やらかした?

倫太郎にやってあげてるから、つい。



ちなみに倫太郎は私の髪の毛も乾かしてくれる。

けど、もちろん治くんにソレをお願いする気はない。


というか、なによりそれは倫太郎が嫌がるかな、って。





「いや!イヤなわけないやん?!

ただビックリしただけやし?!」



「じゃ、乾かしていい?

先に乾かさせてもらったお礼」



「なにそれ、めっちゃええご褒美やん。

………よろしくお願いします」





こんなことで喜んでくれるんだって、

そんな治くんがかわいくて。



思わず口元が緩む。
/ 186ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp