【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第13章 クリスマスイブ(後編)
コンビニでお酒とおつまみも買って
治くんのマンションにお邪魔する。
「わーーーー!1LDK?
うち1ルームだから羨ましい!
広いねー!いいなぁ!」
「別に部屋の広さはいらんかったんやけど
キッチンこのくらいで探したら自動的に部屋まで広くなってん」
「あ~なるほど!
そしてキレイにしてるんだね~!」
キレイに片付いた部屋を見渡す。
「一応、片付けといた」
「え、最初からそのつもりだったの?」
思わず笑っちゃった。
「おん」
そんな私に
少しバツが悪そうに頭をかく治くんがかわいい。
「どうする?飲み直す?
それとも先に風呂入ってくる?」
「うーん。じゃ、お風呂借りていい?」
「わかった。準備するからちょっと待ってて~!」
そう言ってどこかに消える治くんを見送って
とりあえずソファーに座ってみる。
当たり前だけど、倫太郎の部屋とは全然違う。
そしてスマホを開くと
倫太郎から【帰った?】と。
だけどとりあえず、未読無視
これからのことは、明日以降に事後報告。
間違ってもトーク画面を開かないように
細心の注意を払いながら、SNSを開く。