【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第12章 クリスマスイブ(前編)
「あ、はいこれ!メリークリスマス!」
いつ渡そう?と様子をみていたけど
美味しい食事につい忘れてしまっていた
とは言わないけど。
でも後回しになっていた
準備していたプレゼントを渡す。
「え?!俺もらってええの?」
「治くんのために選んだんだけど?」
「まじかぁ………
ありがとう!あ、開けてもええ?!」
「えーーーー。なんか緊張するんだけど」
「なんでなん?はよ見たい!」
私のことはお構いなしに
だけど丁寧に包装を開けていく治くん。
「マフラーやん!」
「うん。なんか治くんの首元、
いつも寒そうだな~と思って」
冬場の倫太郎はの首元は
なにかしら巻かれているのを見ているせいか。
治くんと外で会う時、どうしても首元が寒そうで。
「マフラー持ってくるの忘れてて、
あっち帰った時もいつも忘れてきて
ずーっとそのままやったからめっちゃ嬉しい!
それも全然チクチクせーへん!
めっちゃ気持ちええし!ほんまありがとう!」
「どういたしまして」
予想以上に喜んでくれて、私も嬉しくなる。