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【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第11章 おにぎり宮の帰り道(角名)


「でもね、今その子、いや私なんだけど。

その子とは会ってないって言ったでしょ?」



「うん?」





なんだかいろいろとゴチャゴチャ考えてしまったけど、

の声に引き戻される。





「それが、なんか嫌だった」



「……なんで?」





言っていることが全くわからない。

思わず眉間にシワが寄る。





「高校生の頃の倫太郎は、私のことが好きだったでしょ?」



「うん?」



「今の倫太郎も、私のこと好きでしょ?」



「うん」



「なのに治くんは

高校生の倫太郎が好きだった子とはもう会っても連絡も取ってもなくって、

今はそうじゃないって思ってるじゃん」



「………???」



「それが正解なんだけど、なんか、ヤだった………」





どんどん声が小さくなる。


ますます何を言いたいのかがわからない。





「え、なに?治に言ってよかったってこと?」



「違う。言っちゃダメ」



「ダメなんだ?」



「そりゃそうだよ。最初に決めたじゃん」





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