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【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第7章 おにぎり宮にて


「あ、いらっしゃいませ!」





お客さんがきて、接客に戻る治くん。





で、五分後




ピコン



スマホを確認すると、やっぱり赤葦。





【いつ飲みに行く?】


【今日でもいいけど。】


【今日は予定あるから無理。】


【赤葦がいい日でいいよ。】


【じゃあ来週スケジュール調節してまた連絡する。】


【了解。】





赤葦とやりとりをしている間

最後のお客さんは帰っていて


治くんは表の暖簾を下げて、閉店の準備をしていた。





「ごめん、長居しちゃったね。

ごちそうさまでした!お皿洗っていい?」



「置いててええで!最後にまとめて食洗機かけるし。

………もう帰る、よな?」





治くんの眉を下げた顔



でも。





「うん。帰ろっかな」





それに気づかないふりをして





「………仕事終わったら連絡してええ?」



「うん?待ってるね?」



「おん!帰り気ィつけてな?」



「うん。お会計お願いします」





お会計を済ませて





「ごちそうさまでした!じゃあね」





そう挨拶をして外に出る。




治くん、たぶん

もう少しいて、とか

一緒に帰ろう、とか。



そんなこと、言いたかったのかな~って。




………違うかもしれないけど。





だけど、ごめんね。





【帰り何時?】





まだちょっとご機嫌斜めの倫太郎のとこに

今日も帰らなきゃ。


(2021.6.10)


※こちらの赤葦くん(26)と、黒尾さんのお話【 思い出すのは、いつも 】の後半に登場した、ゲスト赤葦さん(30)も同じ赤葦くんです( ˘ω˘ )!
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