【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第6章 翌日のご報告(カフェにて)
「だからちゃん、感想よろしく~」
「じゃ遠慮なくいただきます!」
一口いただく
「わっ!すっごくいい香り!さすが花巻さん!
これチョコレート系と特に合いそうですね!」
「さすがちゃん!」
「ほんといい香り。これって購入できます?」
「まだダメ。また飲みたくなったらぜひここに来て?」
「そうします」
花巻さんが戻った後、紅茶を飲んで深呼吸
「ふぅ~。癒されます」
「食後のコーヒーはありがたいね~。それもサービス。
あ、でもそろそろ戻らなきゃね。
今日も倫太郎くんのご機嫌とり?」
「そうですね。でも今日遅くなるみたいなんで
とりあえず帰って寝ます!」
「宮には行かないの?
私久しぶりに一静と一緒に行こうかな~って思ってたのに」
「えーーー!けど今日も絶対寝かせてもらえないんで」
「待っててって?」
「………はい。寝てちゃダメって言われました。
寝てますけど」
「起こされるパターンか。
でもまだ月曜だからしょうがないね~」
「その言葉、まじでズンときますね」
本当に。まだ月曜だよ?
意味わかんない
「一静さんに、また後日宮で!とお伝えください」
「言っとくわ。
…………そろそろ戻ろっか?」
スマホの時間を確認する
「………はい」
「テンション低すぎ(笑)」
「いやだって。まず帰ったらおじさんの尻拭いの続きですよ?
で、それが無事に終わって帰れても
そのあとご機嫌斜めの相手ですよ?
いや、これに関しては私がよくないんですけど。
なによりまだ月曜ですよ………」
………はぁ
泣いちゃう。
でも今日はなにがなんでも絶対2回で終わらせる……!
そして早く寝る!!
(2021.6.9)
※先輩の彼氏の一静さん(27)は【 思い出すのはいつも 】の後半に登場した、一静さん(31)と同じです!