【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第6章 翌日のご報告(カフェにて)
「えっまじで?!」
「はい。だっていつもご飯食べたら帰るし」
「治くんはなにも言わないの?」
「はい。基本的に閉店時間に帰るし」
「でも昨日はお休みでデートだったんでしょ?」
「昨日もでしたけど、帰り駅まで送る~って送ってくれました」
「まさか治くん、童貞なのかな?」
「それはなくないですか?!いや、絶対モテるでしょ!
ま、だからなんで私と付き合ってるのかよくわかんないんですけど」
「でも仕事してる健全な男女でしょ?」
「まぁ私はこんなんですけどね」
ほんとうに
「今度治くんに会ったら聞いてみよーっと!」
まじでやめてくださいって言いながら
昼間からひたすらこんな話ばっかりする私たち。
いや、いつも通りか。
「あおいとちゃん
よければコレ、食後にどうぞ」
そう言いながらテーブルにコーヒーと紅茶を置く花巻さん。
「あれ?」
「これは俺からのサービス。
この葉っぱ、俺が選んで新しく入れたんだけど。
まだメニューには載せてないんけど、よかったら味見お願い」
「わーい!ありがとうございます!」
「私は味見は?」
「お前は紅茶飲めねーだろ」
「そうでした~」
そう言いながらコーヒーを受け取るあおいさん
あおいさんと花巻さんペア
やっぱり好きだな~って眺める。
ただ、あおいさんには彼氏がいるし
彼氏さんと花巻さんもお友達。
だからまぁ、何もないんだけど。