【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第5章 バレーを見に行ったその後
「ちょっと!まだ動かないで!」
私からのお願いを言葉にしてみる。
けど
まぁ、聞いてもらえないことはハナからわかっていたんだけど
倫太郎の動きと一緒に声が漏れる。
ちゃんと気持ちいいからすごく困る。
「上、乗って」
これは独占欲
言われた通りに倫太郎の腰に跨がって
自分で腰を揺らす。
ぱちゅぱちゅと水音が響く。
「エロっ」
「誰の、せい?」
「あ、俺か」
満足そうにしている倫太郎に、少しホッとした。
「……はっ」
倫太郎の息が短く漏れる。
あ、もうすぐかな。
「こっち。抜いちゃダメだよ?」
「ん」
倫太郎が入ったまま視界が逆転する。
最後は正常位
間にバックが挟まることもあるし、もちろん例外もある。
本当に機嫌が悪い時は正常位以外。
私が顔が見えるように最後は正常位がいいって言って
普段はそうしてくれるんだけど、ご機嫌斜めの倫太郎だとわざとそれ以外の体位。
だから今、倫太郎と目が合ってホッとする。
あぁ、ちょっとはご機嫌戻ったかな?って
今日はわりと早め。
試合後で疲れてるだろうし。
明日は月曜日
そっちの方が私も助かる。