【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第3章 はじまり(角名)
二人とも肩で息をして
そして下から手を伸ばすに吸い寄せられて
倒れ込むようにキスをした。
「ごめん。めちゃくちゃ早かった」
こんなに早くイッたの初めてで
自分でも驚いている。
「んーん。倫太郎、好き」
そう言いながらキスをしてくるに応えて
「俺も。大好き」
キツく抱きしめる。
そして
「今さらだけど」
「本当に(笑)」
役割を果たしていないのTシャツとブラを脱がせて
素肌をぴたりとくっつけ合う。
「倫太郎、腹筋すごいね。
ヒョロヒョロだったのに」
「それは小学生の頃でしょ?
だって。いつの間にこんなに成長したの?」
「ひゃっ!」
俺の知らない間に成長していた胸を揉むと出るその声が
どうしようもなく愛おしい。
「もぉー!やめてよー!」
「別にいいじゃん」
前とは違うじゃれ合い方だけど
なんだか今までの時間は嘘だったんじゃない?って思えるくらい
との距離が戻った気がした。
「ねぇ、私たちこれからどうするの?」
「………付き合う?」
「倫太郎は付き合いたいの?」
「がそうしたいなら」
正直、今まで特定の "彼女" がいたことはないし
付き合うとか付き合わないとか
そういうのはよくわからない。
だけど、初めてばかりのこの感情は
付き合うってことで落ち着かせることができるのかな?なんて。
だけど
「私は、付き合いたく………ない」