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【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第19章 仙台へ(新幹線)


「あとはクリスマス、

珍しくリンからキスマ付けてって言ってきたんですよ。

ほんとに珍しいな~と思ったのと

あと、俺はそういう関係の人いないし。とまで言ってたのに。


ということは、その彼女とはまだヤッてないし

今までと違ってそれだけ大切にしたいってこと?とか。


なのに私はそれ知らないんですよ。

まじでアイツ、最低で最悪です」




「いやーーーー。

ちゃんたちって、やっぱりなんか。ウン」





呆れたように笑っているあおいさん。





「理解できないですよね?

私も普通に考えたら、わけわかんないこと言ってるなーってわかってます!

一応言っときますけど!」





自分でも呆れる内容に、同じように笑って返す。





「だけど、もうずっとそうやってきちゃったから。

これが私たちの普通なんですよね」





わかってる、わかってますよ。

ほんっとわけわかんないことくらい。





「何回も言うけどさー。もう付き合えばいいのに!」





ほんと、定期的に言われる言葉





「でも今は治くんいるし」





そう言いながらアルコールを流し込む。





「あ、そっか。治くん、ちゃんのこと大好きだもんねぇ」



「私も治くんのこと好きですよ?」



「そうなんだ?!」





今度はびっくりしたように笑われた。





「え、そうですよ?ま、世の中的にはアレですけど。

だけど久しぶりにリンにまじでムカついてます!

ほんとに!ちょームカつく!」





そう言いながらもう一度一気に飲んで

350mlの缶はあっという間に軽くなる。





「ダメダメ。ペース考えて飲まないと」





自分で自分に言い聞かせる。

だけど、飲んじゃえ飲んじゃえ!ってあおいさんは煽ってくる。





「とりあえず会場に行かなきゃいけないんで!

ちゃんと考えて飲みます!」



「てかそんな感じなのに

試合はちゃんと見に行くから、えらいよね~」





愛だねぇ。なんて言われるけど。
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