【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第18章 1月5日
大晦日から年明け二日まで
予定通りおにぎり宮でお節のお手伝いを。
大晦日は夜まで準備をしてたけど
「実は毎年一緒に年越しする友達に誘われて…」と事前に伝えていたからか、
夕方くらいには「今日はもう大丈夫」と治くんが言ってくれた。
だけど、主に申し訳なさから
21時くらいまでは手伝った。
そんな私を
倫太郎がおにぎり宮の最寄り駅まで迎えに来てくれて。
約束通り、そして例年通り
倫太郎と一緒に年を越し、新年を迎えた。
ちなみに「迎えも最寄り駅でいいよ。電車に乗ったら連絡するし」って伝えたけど
私が帰ってこないかもと心配になったのか。
………なんだか最近、過保護な気がする。
だけどリンだし。
好意は素直に受け取っておこうと思う。
で、予定通り三日に二人一緒に実家に帰って
で、私は予定通り今夜帰るんだけど。
さ 三日から五日でって指定してきた倫太郎が
用事ができたと今朝早く、先に帰ってった。
一応「一緒に帰る?」って聞かれたけど
新幹線の変更が面倒だし、
何より帰ってもすることないし。
だったら実家でゴロゴロと甘えて過ごしたいと、予定通り
一人残った。
そして、今度の三連休は仙台なんだよなぁ。
で、仙台といえば
「あ、もしもし?あおいさん?
あけましておめでとうございます!
今年もよろしくお願いします!」
『ちゃん、あけましておめでとう~!
こちらこそよろしく~!』
あおいさん!
「あの、お正月って実家帰られましたよね?」
『うん。もう戻ってきてるけどね~!
ってちゃん、今どこ?』
「私は今実家です。今夜戻るんですけど」
『あ、そうなんだ。ちなみに倫太郎くんは?』
「なんか用事あるって、今朝突然先に帰りました」
『あ、そうなんだ~~。へぇ~~』