【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第17章 クリスマスプレゼント(角名)
ご飯を食べた後は
が準備してくれたクリスマスケーキも出てきて。
いつもこの後、プレゼントを交換する。
「じゃーん!」
いつも通りの効果音と共に
が綺麗にラッピングされた袋を差し出してくれて、
それを受け取る。
「ありがと。開けていい?」
「はいどうぞ~!」
袋の中にはウインドブレーカー
最近は毎年コレ。
というか俺のリクエスト。
練習に行く時も普段着にも重宝するから
一番着る機会が多いヤツ。
だから、ここ数年はが毎年選んで
クリスマスにプレゼントしてくれる。
「今年の派手じゃない?」
「そう?でもリン新しいのあげても
持ってるの処分するわけじゃないじゃん」
「そうだけど」
からもらったものを
そう簡単に整理するわけにもいかないでしょ。
ただ、当の本人はその辺ドライなんだけど。
「だから!今年はちょっと外してみた!
ねぇ、着てみてよ!」
初めて袖を通すこの瞬間はけっこう好き
「んー!やっぱり!似合ってる!」
「そう?」
「当たり前じゃん!私が選んだんだから!」
自慢げにそう言うを手招きで呼んで。
「だね。ありがと」
おでこにキスをする。
それにもふふって目を細めながら笑うは、
七年前と変わらない。