【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか
第17章 クリスマスプレゼント(角名)
そう言いながら小指を差し出して、
そこにが小指をそっと絡ませる。
小さい時から約束する時はコレ。
そのままの身体に唇と手を這わせて
あっという間にとろりと蕩けた表情と声に満足して。
そしての中に入ると
そんなに時間はかからずにまた、の身体がビクビクと反応する。
だけどそれだけじゃ物足りずに
満足するまで相手をしてもらう。
まぁ、いつも通り。
終わった後の処理をしながら
横でまだ肩で大きく息をするが目に入って。
「あ、そういえば年末いつ帰るの?」
「え?」
「母さんがそろそろ決めろって」
「………あーーーー」
「なに?」
毎年年末は一緒に帰る。
毎年のことなのに
なに?その歯切れの悪さ。
「え、いや」
「………なに?」
は?
「なに?」
また声が低くなる。
何が返ってくるのかはわからないけど
俺が求めていない答えだということはわかる。