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【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第17章 クリスマスプレゼント(角名)


「………うん」



「ふーーーーーん」





そして、いざその返事を聞くと

身体の奥深くの何かが

ズンと重くなるような感覚。



だけど、俺たちのルール上ではあり。





そして気づく。


あぁ、の友達に唆されて

いつも通りに寝てしまった後、


がブチ切れていたのはこういうことなのか、と。



それがきっかけでこんなことになっている。


だからやっぱり、

俺は何も言えない。




こんな気持ちにさせてしまったのかという申し訳なさと

もうどこにも行かせないという思いで、


にいつもよりももっと

優しくしたいと思った。





「ねぇ、治はが耳が感じるって知ってるの?」



「っっ、知らないよっ」





耳元で囁く。


顔を歪めて腰が動く。

俺の声にも感じているのは知っている。



そしてこんなはまだ


"俺しか知らない"



その確認で、自分を保つ。





「………ねぇ、キスマつけてよ」



「珍しいね?いいの?」



「別に俺は、以外とヤらないし」





が治と付き合って以来

以外とは寝ていない。



別に今までもそんなに多いわけではなかったけど

それ以降、意外

一切興味がなくなった。



俺の要望を受け入れてくれて

いつも通り、目立ちにくい脇腹や太ももあたりにが唇を添わせる。





「ん、ついた」



「俺もつけちゃダメ?」



「………だめでしょ」



「ふーーーーーん」





もちろん返事は予想通り。



だけど、しばらくに

"俺のもの" って印を付けることができないのは、


やっぱり面白くない。
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