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【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第16章 クリスマスの夜


着ていたパジャマはあっという間に捲り上げられて

そのまま脱いでって指示される。



暖房は入っているけど、

それでも素肌にはひんやりとした空気を感じる。





「………治とヤッた?」





…………。





こうなることはわかってた。



だって気づいたら、キスマーク

ついてたんだもん。





「ねぇ?」





威圧的な声





「………うん」



「ふーーーーーん」





蔑むような視線




………そんな目で見ないでよ。



だけどそれ以上は特に何も言われず。





ただ、例え明日が月曜だとしても

今夜寝れないことは覚悟しているし


たぶん優しくはない、不機嫌な倫太郎だっていうのも想定内だし、



………うん。覚悟はできてる。





だけど





私を触れる手はいつも以上に優しい。



そして私の身体を知り尽くしているから、

ゾワゾワとした快感はあっという間に身体全体に広がって。


そのまま飲み込まれる。





「ねぇ、治はが耳が感じるって知ってるの?」



「っっ、知らないよっ」





耳元でそんな風に言わないで。




もちろんわかっててやってるんだろうけど。



そして耳を、そのまま全身を

丁寧に舐め上げられる。





「………ねぇ、キスマつけてよ」



「珍しいね?いいの?」



「別に俺は、以外とヤらないし」





"俺は" と強調される。



だけど、最近はそんな感じなのか?



倫太郎がどこで誰を抱いているのかなんて知らないけど

今日はリンが言うことは素直に聞いてあげたいし。



それに、私もつけるの

嫌いじゃないし。





胸元は目立つから、

脇腹や太ももあたりの目立たないところに唇を添わせる。





「ん、ついた」



「俺もつけちゃダメ?」



「………だめでしょ」



「ふーーーーーん」





今まで彼氏がいた時、

そんなことを言われたことはなかった。



暗黙のルール




だから、私がダメだと言っても

特に怒るそぶりも見せないけど



だけど、面白くないと思ってるんだろうなぁ。と思っていることはわかる。
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