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【ハイキュー】私の苗字は角名になるのか宮になるのか

第15章 クリスマスの朝


昨日はクリスマスイブというイベントの

それも素敵なディナーの後で、


それにお酒も飲んでいたし

それも相まってふわふわとしていたのかと思っていた



というよりも、

正しくは思いたかったんだけれども。




どうやら、というかやっぱり?

そうではないらしい。





いい加減わかってるんだけど、

やっぱりわかりたくないという本音が邪魔をする。


邪魔?

いやいや、邪魔してもらわないと困っちゃう。





………こうやって、ゴチャゴチャゴチャゴチャいろんなことを考えてみたりしているのは



治くんのキスが、私に触れてくる手が、

やっぱりどうしようもなく気持ちがいいから。





あぁ、昨日の夜は夢じゃなかったって

何度も確認したはずのことをまた、再確認する。




腰を撫でる手

食べられちゃうんじゃないかってくらい離れない唇

私の口腔を侵食する舌

何もつけていない私たちが触れ合う肌。




その全てに、朝からすでに

とろりととろけそうになる。



唇以外、決定的な刺激を与えられてるいるわけじゃないのに。





「ほんまあかんわ」



「………んー?」





唇が離れることを


"名残惜しい"

なんて思ってしまった。





「ちゃんのこと、もう離されへんわ」
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