第7章 ローお風呂time
『あぁ〜〜〜』
4人の男達の気持ち良さそうな声が、お風呂場に響き渡る。
「…そーいえば、船長‼︎ 新しく仲間入りした女の子‼︎ えーと、真鈴ちゃんでしたっけ?」
「あぁ。…そいつがどうした」
「どうしたも何も‼︎ …結構可愛いですよねェ♡」
「あーそれ、俺もそう思った♡ 船長はどう思いますー?」
ポワン、とした表情で船員2人は言った。
「お、俺か⁉︎」
「そーっすよ‼︎」
「えー、僕もあの子が雌熊だったらもっと可愛かったのになぁ〜♡」
…答えたのはローではなく、ベポだった。
「「お前に聞いてねェ‼︎」」
すかさず船員2人がツッコんだ。
「すみません…」
「…。」
「んもぅ、で、船長はどうなんすか⁉︎」
「……さぁな、分からねェよ…」
「えェ〜何すか、その返答は…」
「曖昧にしないでくださいよ〜いつもはっきり言うのに〜」
「………キャプテン」
ベポがローの顔を覗きこんだ。
「…なんだ。」
「…顔……真っ赤ですよォ?」
「‼︎⁉︎」
ベポがニヤつきながら言った。