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[ONE PIECE] 癒し恋 〜ローver〜

第2章 ‘‘清者”


…時をさかのぼり、現在。

「…て訳だ。」
「……………。」

(私が気ィ失ってる間にそんなことが…。)

しばらく沈黙が続いた…が、真鈴の方から沈黙を破った。

「な…で、」
「は? 何言ってんだ?」
「な、んで、私なんかを連れ攫ったの…? 海軍に目、つけられるのに…‼︎」
「それは…」
「船長話まだっすか⁉︎」

また、シャチが部屋の扉を思いっきり開けた。

「…うるせェ‼︎ まだだっつてんだろが…‼︎ いい加減バラすぞ…‼︎」
「すみませんっしたぁぁぁ‼︎」

またまた、バターンと盛大に音を響かせてシャチは出て行った。

「……げ、元気な人です、ね…。」

真鈴が控えめに言った。

「元気どころか…騒がしい部類に入るうるせェ奴だ。」
「はは…。で…あの、話…戻してもいいですか?」
「……あぁ。」
「なんで、私なんかを…?」
「それは…」























「…お前が欲しかったからだ。」
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