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【S】ぱくり(気象系)
第1章 魅惑の唇
そっと触れたら、少し隙間が。
下唇をめくるように触って
上唇の形をなぞって
ぷにぷに
フニフニ
「…やーらしい唇」
キスして、って言ってるみたい。
それと
まるで…
ううん。私がヤラシイ。だって。
果てた後の、細く長い息を吐いた後の、あの唇に、見えてきて
なんか…
ものすごい恥ずかしいのと
コ憎たらしいので
さらに下唇つまんで軽く引っ張ったりしてみた。
ウニウニ
ムニムニ
フヨ~ン…
「…」
やばい、止まらない(笑)。
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