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【S】ぱくり(気象系)

第3章 捕獲



時計に目をやりながら下唇をくすぐるようにしてたら、ぴくっと口が動いて。

すかさずサッと避けたけど



捕まってた。

唇に、じゃなく

翔ちゃんの手が、私の腕をガッチリ掴んでて

そして

いきなりきた別方向からの攻撃に、やっぱり硬直してた私を


「パクリ」


その肉厚の唇が食いついたのは

さんざんじらしてたひとさし指じゃなくて

私の


唇。

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