• テキストサイズ

【グノーシア】【短編集】広き宇宙の色恋船旅

第2章 異変【ラキオ】【裏】


「さて、何もするなと言った手前、服を脱げとは言えない。今回は僕が特別に脱がせてあげるよ」
「ラキオ、貴方は何を知りたいの……?私の身体を使って……何を確かめるつもりなの?」
「それはやりながら話すつもりだよ。もっとも、君が何も反応せずにいられるのかは分からないけどね」
ラキオは私が着ていたブラウスを優しく剥ぎ取り、下着を抜き取って私の上半身をその目に晒した。
胸はSQよりも少し小さいぐらいのサイズだ。世間的に見れば大きい方だとは思う。
「ふぅン、中々綺麗な方なンじゃない?まあ僕にとってはどうでもいいことだ。」
胸にそっと触れられ、ピクリと反応してしまう身体。ダメだ、ラキオの話を聞かなきゃいけないのに……
「ふ……んっ……」
「さて、どこから話そうか。ああ、まずはこうなることになった成り行きを説明しよう」
私の胸を愛撫しながら話し出すラキオ。
彼はまだ汎化手術をしていなかったはずだ。だから男性的な面も持ち合わせているはず。それなのに、こんな状況でも平然と別の話ができるのは心が汎だからだろうか。
「そうだね、いつ頃からかは曖昧だから詳しく覚えてはいないけれど、何故か僕の身体が君に対して異常なまでの反応をするようになった」
「ふぁ……そ、それが……どう……したって、いうの……?」
「僕が君を避けていた頃は覚えているね?身体の異常反応を収めるには原因を断ち切ることが最適だと思ったんだよ。」
胸を揉まれながら何も感じずに話を聞くことができる人がいるのなら今本当に羨ましく思う。完全に集中して聞くことは出来なくても、彼の話に耳を傾ける。
/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp