• テキストサイズ

【黒尾鉄朗】甘すぎず、緩すぎない。

第1章 こんなに緩くて大丈夫ですか?



ガチャ…(部屋の鍵を開ける)
キィー…(扉を開く)





『お家、やっと着きましたね。』




黒尾「げ、もう20時なってんじゃん。夕飯大丈夫そうか?」




『煮込みたいところだけど、電子レンジで時短すれば大丈夫かも。』




それでも大丈夫?と問い掛けるように黒尾さんを見つめる。




黒尾「わり、早めにできるなら何でも有難いわ。」



『うん、先にお風呂行ってきて?
浴槽は朝の内に洗ってあるから、軽くシャワーで流してから…』



黒尾「"お湯を張る"だろ?笑」



『そういうことです。
ゆっくり入ってきて?時間掛かるから…。』



黒尾「いや、早めに上がって手伝う。」



『じゃあ、競走?』



黒尾「勝負だな。 負けたらどーする?」




『んー……。 後で決めよう?』




黒尾『OK、じゃあ風呂行ってくる。』




そう言って、私の頬にキスしてから
脱衣所に向かった黒尾さん。




『ん…。行ってらっしゃい。』




ニコリと微笑んで
私はカレーを作るのを始めた。

/ 20ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp