第1章 こんなに緩くて大丈夫ですか?
ガチャ…(リビングの扉を開けて)
黒尾「お、早かったじゃねぇか。ってお前はまた…!」
いつも髪を乾かせって言ってるだろ?て
私が拭いてるタオルを奪って、優しく拭き始めた。
『ん、お腹すきすぎて後回しにしちゃった。』
黒尾「ちゃんと乾かしてから来てください。」
『空腹が勝ってしまったの。 ルー入れてくれてありがとう。』
続きの料理をしてくれたことに対して私は
にこりと微笑んで、黒尾さんに擦り寄った。
黒尾「いーえ。どういたしまして!」
それでも髪をタオルドライし続ける黒尾さん。
ある程度気が済むと
黒尾「もいっかい、温め直すからサラダだけ冷蔵庫から出しといてくんない?」
『うん、ご飯も分けとく。
いつもどうりの量でいい?』
黒尾「おぅ、それで頼むわ。」
2人で手分けして夕飯支度を進める。
時刻は21:30。
洗い物は明日の朝に回してもいいよね?