• テキストサイズ

夜街の陽炎 ~No.1の男女の恋~

第5章 competition


勝手に2人でゲームをスタートしてしまった。

私と女の子はただ座ってお酒を飲みながら
見守り続けているしかない。


2人とも本当に上手くてかなり良い勝負だ。


「頑張れ龍也〜!」


女の子はもちろん龍ちゃんを必死に応援している。

となったら、というか、とならなくても
そもそも私は初めから及川さんを応援しなくてはいけない立場だ。


「及川さん頑張って」

営業スマイルを終始作りながら及川さんを応援する。

及川さんは、「任せといて〜」と言いつつも次第に焦ってきているようだ。


2人とも当然、ブルよりもトリプルを狙っている。
もちろんたまーに外していたりする。

それくらい、あの場所にピンポイントに当てるなんて難しすぎる。


にしても・・・

ダーツしてる龍ちゃんてカッコイイなぁ。

いつも笑顔でふざけてる感じなのに、すごく真剣だし。

ていうか考えてみたら…
こんなに真剣な龍ちゃんの表情って
初めて見たかも…


/ 267ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp