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夜街の陽炎 ~No.1の男女の恋~

第1章 desire


ソファーに腰掛け、スマホを見る。


大量の履歴は無視して、私はある人物にメッセージを送った。



"帰宅した。今日はダルいからアフター断った。
そっちは今は枕営業中かな〜?笑
でも電源切ってるから問題ないよね。"



どーでもいいようなそんな内容を送ってから私は髪を乾かして、トリートメントで丁寧に整え、フェイスパックをし、録画しておいたニュース番組を観た。


様々なニュースや世界情勢や株価、その他諸々。

これらは接客において常に細かく把握しておかなくてはならない重要な武器だ。

さらにそこから詳しくスマホで調べたりもする。

こんなことをしていたらとっくに2時間すぎていて気がつけば4時を回っていた。
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