• テキストサイズ

夜街の陽炎 ~No.1の男女の恋~

第1章 desire


「体に悪いよ…」

「マックもいいすけど吉牛も松屋もいいっすよ」

「ちょっ…ドン引き。
もっとマシなもの食べなよね。」

「うへぇっ!それけっこー業界に失礼発言っすよ」

「せっかくやっちゃんはイケメンなんだし、イケメンはイケメンに見合うものを食べるべき」

「イケ…め…っ…!
と、とにかくこれは貰えません!なんかしょっちゅう貰ってますし!変な噂でもたったらっ」

「あなたが誰にも言わなきゃいいだけでしょう。ていうか言ってもなんにもなんないよ。私なんだから。それに、今日は結構私のサポート頑張ってくれたし。篠崎社長なんて2時間で300万も使ってくれたのよ?」

「そっ、それは僕ではなくてレオナさんの力量といいますか…とにかく僕は何もっ」


やっちゃんはあたふたオドオドし出した。
こういう純粋なところが可愛くて私は気に入っている。

他の奴は、さぞ当たり前のように「ありがとうございます」と律儀にお辞儀をし、チップも普通に受け取る。
/ 258ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp