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夜街の陽炎 ~No.1の男女の恋~

第3章 promise






「たまに……
なにもかもを終わらせたくなる時って…ない?」




私は龍也の方を見ずに、手に持ったゼリーを見つめたまま静かに言った。











「あるよ」





隣から、優しくゆっくりとした口調でそう聞こえてきた。











「たまに……
消えちゃいたくなることって…ない?」















「あるよ」






また優しい声色でそう聞こえた。








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