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夜街の陽炎 ~No.1の男女の恋~

第11章 hesitation ■



「はじめまして!今日はよろしくお願いします」


営業スマイルではない満面の笑みを向けてペコリと頭を下げると、佐藤さんも慌てて頭を下げてきた。


「でででもっ!どうして面識もないアタシなんかをっ、突然ご指名なさって下さったのでしょうか?!」


「んあー、ちょっと知り合いに聞いたんですよ♪」


「しり、あい、…。あぁそれはこっ光栄ですっ!」


こんなにオドオドして終始緊張しているような人が、本当にレオナのあの名刺を撮影したカメラマンなのか??


あれ、俺もしかして間違えたかな?
もしかして…佐藤って人、他にもいて…


あ!てか佐藤って考えてみたら…!

日本に1番多い苗字じゃ…!!!!
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