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夜街の陽炎 ~No.1の男女の恋~

第10章 thought ■



「はぁっ…イ…きそ…っ…りゅ、ちゃ…」


「いいよ…何度もイかせる…から」


ビクンっと体が跳ね上がり、
全身に電気が走ったような快感が巡る。


「はぁっ…あっ……」

「ふ…… レオナがイク顔…可愛すぎ…」


息を荒らげながら僅かに目を開けると、
目を細めて厭らしくペロリと唇を舐めている龍也。

その艶めかしい整った顔に
ドクンと鼓動が跳ねた。



「りゅ、や……欲しい…」


「…んなに煽らないでよ…
本気でさ…我慢できなくなんだよ…」


龍也は苦笑いしたあと
自分の服を全て脱ぎ去り荒っぽく唇を塞いだ。


蕩けるような深く濃厚な口付けが
気持ちよすぎて

彼の吐息も卑猥で
なにもかもの全てが快感に感じる。


「んっ…あぁっ…!」


そのまま足を割られ、
ズズっと一気に最奥まで突かれた。


「んっ…ごめ…はぁっ…」


どうしてこの人はいちいち謝るのだろうか。
と思った。


もう私の全てを
埋めてほしいと思っているのに…。


「優しく…しないで…」


「…っ… レオナ…そゆ…わけにはっ…」



あぁ、やっぱり。
この人は根が優しすぎるんだな…



「もっと…深く…強く…突いてっ…」


律動が速まっていく。
私の子宮がギュンと動いた。


「んっ……ばか… レオナ…」


気がついたように
彼が苦しそうに顔を歪めた。
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