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夜街の陽炎 ~No.1の男女の恋~

第10章 thought ■


私は龍ちゃんの首に強く巻きついて
貪るようなキスをする。

もっと、もっと深く…


「んっ…は……まっ、て… レオナ…っ」


「んゃだ…っ…またな、いっ…」


龍ちゃんは何とか私から唇を離し、息を荒らげて言った。


「シャワー浴びたいよ…
汚れた体のままレオナを抱けない…」


「いいっ…早く…してっ…
今すぐじゃないと…やっ…」


唇を塞がれたまま、ぐわんと体が浮いた。

唇を離さないまま抱きかかえられ、
ベッドに降ろされた。



「逃げるなら…今のうちだよ…
俺、いつもの綺麗な龍也じゃない…から…」


私のバスローブをはだけさせ、
中に手を這わせてくる。



「逃げな…っい…
んんっ…あ…っ…」



乳房に吸い付き、転がすように愛撫される。

そのまま体のそこかしこのラインを撫でられ、
下の蜜口に指を這わされた。



「…は……っ レオナ…
もう、すごい…濡れて…る…」


「んっ…はぅあ……っ…」



全身にキスを落とし、吸われ、
ちりっとした痛みが走る。

その間、蕾を器用に弄られていて
鋭敏な刺激が襲う。

あまりの快感に呼吸すら苦しくなってきた。
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