第8章 cruelty ■
ーレオナsideー
あのあと及川さんは、
「あ〜…俺とのセックス中にそこまであいつの名前連呼されるとさすがに萎えるよねぇ。…これは次回のお楽しみにとっておこうと思ってたんだけど、使わせてもらうわ…」
カバンから小瓶を取り出して、ぐったりしている私の口に流し込んできた。
「ゴホッゴホッ…や…っ」
「ほらほらしっかり飲めよ、いけない子だなぁ。
これ君のためでもあるんだよ?」
無理やり流し込まれ、満足そうに笑っている及川さんを睨む。
しかしたちまち私の体はおかしくなった。
ありえないくらいに血流が速くなったのがわかる。
心臓がバクバクとうるさいくらいに跳ね、息苦しくなっていく。
すると及川さんが私の秘部をスっと軽く撫で上げた。
それだけでなんと私は
脳天を突き上げるほどの快感に襲われ、瞬時に達してしまった。
気持ち…いい…
もっと…ほしい…
そう体が望んでいることが分かる。
だけど、僅かに残った理性は全力でそれに抗おうとしている。
及川さんは容赦なく私を組み敷き、秘部にしゃぶりついた。
「いっいああっ…あっ…んんっ…」
「んっ…はー…すっっごいな…めちゃくちゃに濡れてる…いやらしい蜜溢れまくりだよ…効果絶大だな…これどこまでいくんだろ…」
びちゃびちゃと卑猥な音と及川さんの荒っぽい息遣いが聞こえる。
私は不覚にも、快楽の渦に飲まれていく。