第8章 cruelty ■
「もっともっと、たっぷり可愛がってあげるね?
あいつに負けないくらいに…」
そう言って猛ったそれを無理やりまた挿入してきた。
「やめてっ…もう…許して……」
その後私にはもう声を出すことができなかった。
抵抗もしない。
されるがままただ腰を振られ続け、
何度も犯され、何度も奥に注がれ続けた。
「はあっ…またイクっよ…奥に出してあげるねっ…
大丈夫…君を孕ませてもっ…ちゃんと責任とるからっ…
結婚してあげるっ…一生安泰だよ、よかったね?
僕がレオナちゃんをあの世界から解放してあげるっ…からっ…安心して…っ…うぁっはぁあっ…!!」
違う…
私が望んでいるのは…
そんな解放じゃない…
違う…私は…
「助けて…龍…ちゃ…」
「はぁ?んなクズのこと忘れろよ
どこまで馬鹿なんだ全く…」
「や…だ、助けて………龍っ…」
助けて…
何度もそう無意識に言う度に
及川さんは乱暴にエスカレートしていった。