第6章 blunder
「とくに、この世界の頂点にいるレオナさんは1番尊敬しています!僕なんかにもこんなにいつも優しいし、今の僕がどうにかやれているのも全部レオナさんのおかげなので!」
「っ……そんな言われるほどのことしてないよ」
「いえいえ!本気で思ってます!
ちなみに、レオナさんがもしも今後店を移籍したときも、僕はついて行きますからね!」
「っえ?!」
「マジな話ですよ。どこまでもついて行く予定ですっ」
とても驚いてしまった。
そこまで私に……
まるで忠誠を誓っている舎弟いや信者みたいだ…
「そっか…ありがとう。
じゃあ私も責任もってやっちゃんを全力で応援するよ」
「ありがとうございますっ!レオナさんにそう言ってもらえると1番心強いです!」
やっちゃんは心底嬉しそうに笑った。