• テキストサイズ

えっちなあくむ

第5章 大人の事情※


に目を向けると頬を上気させて
すっかりメスの顔をしているくせに
しん、と感情がない目をしている。
こっちを見てすらいない。

「ゲガ……ッ!」

「良い子ね、ゲンガー。良い子」

言い聞かせるような声音。
何度も何度も上下する手に嫌が応でも
高まる射精感に虚しくなってくる。
抗議する隙も抵抗する余裕もなく
俺は達する事になった。

「ゲ、……ッゲ……」

「よしよし……いっぱいでたね……」

どろ、と透明な筒上のゼリー体から
白濁した液体がボタボタと滴る。
手際よくタオルを濡らしたは
俺の下腹部を拭き取りテントを出ていく。
やはり体力を使うもので、
追いかける気力もなく呆然と見送った。

なんだ……?何が起きた?
お、俺は今……といつもみたいに
えっちな事をしたんだよな?
その割に激しい虚しさに襲われていた。
/ 63ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp