第5章 大人の事情※
「ちょっとまってね」
「ゲ……」
が今からという所で起き上がる。
何事かと背中にすり寄ると
バックパックをガサゴソと探り、
グニグニとした何かを取り出した。
「良い子ね、ゲンガー」
頬を撫でられ、何が?と思っていると
自身がグプリと冷えた何かに包まれ
とつぜん精を絞られる。
「ゲ、ゲゲ!ゲガ……っ」
「……気持ちいい?」
何が起こったのかと混乱しながら
の手元をみるとグニグニした
物体は筒になっており、
スッカリ俺の雄を飲み込んでいる。
やめさせようと舌を腕に絡めるも
それをする前に律動する手を早められ
力が入らずに惨めに呻くしかなかった。