• テキストサイズ

【あんスタ】夢ノ先学院の日々

第1章 お前のヒーロー☆




「すまん明星!あんずから連絡が来ていた!
明日の朝練も暑いだろうからちゃんと
水分は持ってくるんだぞ!」

「はいはい、じゃーねちーちゃん先輩。
あんまりあんずの事待たせちゃダメだよ?」

「モチロンだ!」


兎に角、昇降口に向かった。

あんずから来たメッセージは
絵文字がない、シンプルな文字が並んでいた。

"今日、一緒に帰りませんか?"

きっとあんずの事だ。
少し照れながら悩んで打ったと思う。

返信をするより、電話した方が早いか。
すぐに電話を掛けた。


「……あんず!守沢だ!
メッセージさっき見た!すまない!
あんずのクラスまで行ってしまった!
あんずのいる所に行く、今どこだ?」

『あ、千秋さんと入れ違いに
なっちゃったんですね、私も千秋さんの
クラスに行っていなかったんで
校門前にいましたよ。
待ってて大丈夫ですかね?』

「モチロンだ!すぐ行く!」


そう言ってすぐ電話を切った。

……久々に一緒に帰るからか、ステージに
上がるよりも緊張している。

そういえば今日、家に誰もいない事を
思い出した。
なんて邪な、とは思ったが
そんな事よりも早くあんずに会いたかった。

/ 43ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp