第1章 お前のヒーロー☆
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授業中、普段そこまで考えない様に
していたが、さっきの話の延長で
あんずの事を考えた。
変質者、か……
確かに心配だ。あんずは凄く可愛い。
アイドルとプロデューサー、という関係でも
俺が一目惚れして告白した。
顔を真っ赤にして、俺の告白を
受け入れてくれた事を今でも思い出すと
凄く嬉しくなる。
『可愛い彼女に弁当を
作ってもらうのが俺の夢だ!』
付き合う前にさらっと言った事を
覚えててくれていた様で、良く弁当を
作って持ってきてくれている。
プロデューサーが1人故に
色んなユニットから引っ張りだこ。
最近は一緒に帰れていなかった。
今日はユニットの活動もないし
あんずが良ければ一緒に帰ろう。
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