第4章 「 俺 様 」
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「次は4人でちゃんと集まって下さいね」
「モチロンじゃ、気をつけてな嬢ちゃん」
「あんず、また明日な」
「はい!零さん、失礼します!
アドニスくん、また明日ね!」
そう言って軽音部を後にした。
晃牙くん、帰っちゃったのでは……?
"UNDEADの練習無くなったよ。
もし校内にいるなら一緒に帰ろう。"
帰ってないと良いけど。
そう思いながらメッセージを打つ。
送ってすぐ、晃牙くんから電話が来た。
「もしもし、晃牙くんどこにいる?」
「ああん?てめえ吸血鬼ヤローと
一緒じゃねえのかよ?」
「なんで零さん……
1人でいるよ、一緒に帰ろう」
少し、貯めのある溜息が聞こえた気がした。
「………教室にいるから早く来いよ」
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