第1章 お前のヒーロー☆
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ぐちゅ、ぐちゅ、と厭らしい水音が
聞こえてくる。
俺が満足そうな顔をしていると
恥ずかしそうに顔を赤らめて
あんずが首を横に振る。
「だ、め、…あ、♡ちあきさ、ん゛んんッ♡」
「その割には凄く気持ち良さそうに
腰を動かしてるぞ?ダメか?」
「、ん♡ダメ、イき、ッそ、ぅ♡♡」
「イきたいならイけばいい」
「ぁ、あぁぁあ゛♡っん、ダメ、だめ、」
ゴリ、とあんずの中を引っ掻いた。
その瞬間ガクガクとあんずが震えた。
「あ゛、—————♡♡♡♡」
息が整わないあんずが
少し涙目になりながら俺を見る。
もう、ダメだ。
「あんず、すまない、入れたい」
「…は、っは、待っ…て下さッ今、むり」
「待てない」
俺が発した言葉と、入れる行為は
ほぼ同時だったと思う。
イったばかりだからか、中がキツい。
「〜〜〜〜〜〜♡♡♡」
あんずは声にならない声をだしていた。
そんな反応をされると、こっちも
持っていかれそうだった。
「……っ、あんず、動くぞ」
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