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第5章 「まともなお兄ちゃんだと思っていた性癖異常について」


 お兄ちゃんの逞しい腕の筋肉。
 すらっと伸びているのに力強さがある男らしい腕。

「。あんま触んな」

「お兄ちゃんの腕、じっくり触ったことなかったから…怒った?」

「怒ってはねえけど…」

 好き勝手触っているのに兄は妹には甘い。
  はどうして触って来ないんだろう。
 こんなに誘惑してるのに。

 さっき出したのに、もう上を向いてるのに。

「ぅおっ!?そこ触ったら──」

 下半身のモノに手を伸ばした。
 背中に胸もくっ付けた。
 やっぱりお兄ちゃんを誘惑したい。

「だって、お兄ちゃんに触りたいんだもん♡」

「~~~ッ」

 やばいやばい。
 お兄ちゃんに殺される。
 どうしよう。
 想像するだけで興奮してきちゃう。

「は、な、せっ」

「のこと嫌いなの?」

「好きに決まってるだろッ!?好きだから、我慢してるっつーのに…はッ、はあッ…またデッカクなる」

すこっ すこっ すこっ

「お兄ちゃんの白いの出すところ、また見たいの。お兄ちゃんのこともうキモイって言わないから出て行かないで?のこと見捨てないで?」

すこっ すこっ すこっ

「だ、からそうは言ってねえだろ…!お前に触ったら止まんなくなる。お前に触って気持ち良くさせたいし一緒に気持ち良くなりたい。俺は兄貴として最低なんだよッ 俺を兄貴だと思ってんなら、最後くらい言うこと聞いてくれッ」
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