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第1章 「お隣りの整体院」


 真っ赤になった顔をみられて恥ずかしかった。
 胸がドキドキして死んでしまいそうだ。

「可愛い」

「や、ぁ…っ」

 ニヤリと笑われ、顔を舐められた。
 明るい蛍光灯の下で大事な部分の布を取り外され、施術台の上で大きく開いた太腿のあいだを覗かれる。

「綺麗になったな。」

「うそ…」

「嘘じゃない。本当だって。帰ってきたら一番に言いたかった」

「う~。だったら初めからそう言えばいいじゃない」

 はここぞとばかりにリアクションの薄かった に不満をぶつけた。

「どっちも拗らせてたんだから許して。歳だって離れてるし、お前はどんどん可愛くなっていくし…。こんなオッサンじゃ不釣り合いだって何も出来んかった」

「んんっ」

 太い指が割れ目をなぞり、狭い入口に食い込んでいく。

「弄ってんなココ。柔らかくなってる」

「う~」

「悪い悪い。もう大人だもんな。それくらい覚えてるか」

「っ、ばかぁ」

 一人で寂しさを埋める時間。
 その時間を上書きするように頭を撫でられ、深いキスがどんどん体の奥まで浸透していった。
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