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第1章 「お隣りの整体院」
「今から俺は犯罪を犯す」
とんでも発言からその手は内腿を滑り、仕事では触ってはいけない膣部に指圧が掛けられる。
「っ…」
「湿ってんぞ」
「うっさい!」
「嫌なら本気で逃げろよ」
「うっさいっ」
「あぁー…なんだよもう。…、」
心の中を覗かれるのが怖かった。
好きなのに相手にしてもらえなくて、大人になって帰ってきても幼い頃のまま時間が止まっていて、ようやく心にも触れて来てもらったのに正直になれない一途な初恋。
ちゅ…
「お前ってこんなに可愛かったんだな。好きだよ、」
「一言多い」
こんなに待たせて"可愛い"って言ってくれた。
嬉しくて、悔しくて、どう喜んでいいのか分からなくて、うるうると目に涙が浮かぶ。
ちゅ… ちゅ…
はじめての優しいキス。
指は離れないままグリグリ捏ね回してきて、いけない気持ちに誘ってきた。
「このまま挿入れていい…?」
「へ?」
「俺のみて」
「!」
唇が離れた視線を下げると、呼吸を荒くした白衣の一点が突き破りそうなほど腫れ上がっている。
「だめ?」
ずっと恋しかった人からのお願い。
待ち望んでいた成長した心と体にチリチリと焦げ目がついて行く。
「初めてだから優しくしてちょーだい」